山陽線、新山口駅で貨物列車脱線 終日運転取りやめ

AI要約

新山口駅で貨物列車が発車直後に脱線し、運転を見合わせる措置が取られた。

運輸安全委員会が原因調査のため、鉄道事故調査官を派遣し、JR西日本に現場の保存を指示。

脱線した貨物列車は福岡から東京に向かう行き渡り、運転士にけがはなかった。

 24日午後0時半ごろ、山口市小郡令和1丁目のJR山陽線新山口駅で、貨物列車が発車直後に脱線した。運輸安全委員会は原因調査のため、鉄道事故調査官2人を指名し、現場の保存をJR西日本に指示。山陽線は徳山(山口県周南市)―厚東(宇部市)間の上下線で終日運転を取りやめた。山口線も全線で運転を見合わせている。

 JR西によると、貨物列車は福岡貨物ターミナル発東京貨物ターミナル行き。機関車1両と貨車23両の編成で、先頭の機関車の一部が脱線した。運転士1人にけがはなかった。列車は広島指令所からの指示を受けるため、新山口駅に止まっていた。