元県民局長の告発文書に記載 パレード担当の男性職員 4月に死亡/兵庫県

AI要約

元西播磨県民局長が作成した告発文書により、療養中とされていた職員が自殺していたことが判明。

不正疑惑が報告されたプロ野球パレードの経費に関する問題と、療養中の男性職員の死亡が明らかになった。

県は自殺であることを確認し、遺族の意向で公表が遅れたことを説明。問題となった経費に関しては否定している。

元県民局長の告発文書に記載 パレード担当の男性職員 4月に死亡/兵庫県

兵庫県の元西播磨県民局長の男性が作成した告発文書で、業務を理由に療養中と記されていた職員の男性が2024年4月に死亡していたことが分かりました。関係者によりますと自殺と見られています。

元西播磨県民局長の男性が2024年3月に作成した告発文書には、2023年年11月に神戸市で開催されたプロ野球・阪神とオリックスの優勝パレードに関連する経費を巡る不正疑惑が挙げられ、担当課長だった男性が業務により疲弊し、療養しているという内容の記載がありました。

男性が死亡したのは4月20日で、7月23日になって職員向けのサイトに訃報が掲載されました。関係者によりますと自殺とみられています。

斎藤知事は7月24日の会見で「遺族の意向で公表していなかった」と説明しています。

また、県はパレードの経費に関する不正について「事実ではない」と否定しています。