中国・福建省トップと面会へ 長崎県の大石知事、29日に県庁で

AI要約

長崎県と中国福建省のトップが会談するため、周祖翼書記が初めて本県を訪れることが決定した。

両地域は友好交流を目的とした姉妹都市であり、周書記は滞在中に隠元禅師ゆかりの興福寺を訪れる予定。

大石知事は昨年同省で開催された文化交流大会に出席し、周書記とは以前に一度面会している。

 長崎県は23日、中国福建省のトップ周祖翼書記が29日に初めて本県を訪れ、大石賢吾知事と県庁で面会すると明らかにした。

 県と同省は1982年から姉妹都市。県によると、友好交流を目的とした同省側の申し入れ。同省のトップが本県を訪問するのは、2019年11月以来2回目。大石知事は昨年11月、同省で開かれた「中日黄檗(おうばく)文化交流大会」に出席し、周書記とは一度面会したことがある。

 周書記は、30日まで本県に滞在し、同省出身の隠元禅師ゆかりの興福寺(長崎市寺町)を訪れる予定。