首里城再建へ 県立芸大の教員が作成した「羽目板」搬入
首里城の再建に向け、玉座の台座部分に飾られる「羽目板」の彫刻が完成し、報道陣に公開されました。
大小合わせて12枚の「羽目板」には奈良県産のヒノキが使われていて、豊穣を表すブドウと子孫繁栄の象徴とされるリスの姿が彫りこまれています。
手掛けたのは県立芸術大学で講師を務める4人の彫刻家で、下絵から彫りまでおよそ1年かけて制作しました。
首里城の再建に向け、玉座の台座部分に飾られる「羽目板」の彫刻が完成し、報道陣に公開されました。
大小合わせて12枚の「羽目板」には奈良県産のヒノキが使われていて、豊穣を表すブドウと子孫繁栄の象徴とされるリスの姿が彫りこまれています。
手掛けたのは県立芸術大学で講師を務める4人の彫刻家で、下絵から彫りまでおよそ1年かけて制作しました。
県立芸術大学 彫刻専攻長尾恵那准教授
「平成の復元の際は芸大が関わることができなかったと私の恩師からも聞いていましたので」「火事があったことはとても残念なことではあるんですけど」「貴重な機会を頂いたと思っています」
羽目板はこの後塗装が施され、首里城正殿に設置される御差床(うさすか)と呼ばれる玉座の台座部分に飾られます。