撮影旅のナビゲートにも…奈良市の魅力を伝える特設サイト「奈良Go Round」がオープン

AI要約

奈良市観光協会が新しい特設サイト「奈良Go Round」をオープンし、奈良市の魅力あるエリアを順次紹介している。

第1弾は「高畑」エリアであり、個性的なショップやカフェが点在し、歴史的な街並みとモダンな要素が交錯する場所として知られている。

サイトでは、高畑エリアを巡るモデルコースや写真美術館などの観光スポットを紹介しており、奈良の魅力をより深く知ることができる。

撮影旅のナビゲートにも…奈良市の魅力を伝える特設サイト「奈良Go Round」がオープン

公益社団法人 奈良市観光協会は7月22日(月)、特設サイト「奈良Go Round(ゴーラウンド)」をオープンした。“もっと知りたい、楽しみたい。”をキャッチフレーズに、まだ深く知られていない奈良市の様々なエリアを順次紹介する。

その第1弾として紹介するのは「高畑(たかばたけ)」エリア。奈良市街地の東部に位置し、JR奈良駅からバスで10分~20分ほどの距離にある地区だ。かつては文豪や芸術家も暮らし至る所に古い築地塀(ついじべい)も残る街並みに、今では個性的なショップやカフェも点在し、レトロとモダンが交錯する趣あるエリアになっているという。

同エリアには十二神将で有名な新薬師寺などの神社仏閣のほか、奈良県出身の写真家・入江泰吉の「入江泰吉記念奈良市写真美術館」(以下、写真美術館)もある。奈良の街撮りスナップを楽しみながら、写真文化に触れる旅を楽しむ際に活用できるサイトとなりそうだ。

奈良Go Roundでは同エリアを巡るおすすめのモデルコースも紹介する。「レトロな高畑」を辿るコース01をナビゲートするのは写真美術館の主任学芸員・説田晃大さん。文豪・志賀直哉のお気に入りだったという散歩道を巡りながら写真美術館を目指すコースだ。その風景には今でも入江泰吉の写真の面影を感じ取ることができ、「入江が撮ったスナップをヒントに、ぜひ撮影地を探してみてください」と案内している。

また、「TAKABATAKE STORY」と題したインタビュー記事を掲載。「観光で訪れるだけでは分からない高畑の深い」話を、新薬師寺 住職の中田定観さんらに聞いている。

このほか、“高畑で暮らす・はたらく人のおすすめ”という店舗情報も公開する。