あれもこれも!トッピングが楽しい、日本茶専門店の氷グリーンティ/京都・舞鶴市【真夏のひんやりスイーツ2】
茶専門店《salon de 流々亭》の氷グリーンティフロートが暑い日に最適。上質な抹茶と砕いた氷の爽やかな組み合わせ。
トッピングが豊富で、練乳やソフトクリームも追加可能。いろんな味や食感が楽しめる。
店主がこだわるお茶の魅力も紹介されている。
へたばりそうな暑い日も、一口食べれば生き返る。ひんやりスイーツは、まさに真夏の救世主。味はもちろん目にも楽しい、話題の逸品を集めました。2回目は京都府舞鶴市の《salon de 流々亭》の「氷グリーンティフロート」。(タウンタウン編集室)
上質の抹茶と砂糖のみで作られるグリーンティに細かく砕いた氷を合わせた爽やかな飲み口。日本茶専門店の夏の風物詩として親しまれている。
面白いのがトッピング。白玉や黒糖わらび餅、ハチミツレモン、ゆで小豆などを手作りで用意する。練乳やソフトクリームもあり、あれもこれも追加するうちに、どんどんカサが増していく。
通常のカップをくまちゃんボトル(+150円)に変更すると、さらに楽しい一杯に。
食べ進めるうちに、いろんな味や食感が現れ、混ざり合っていく。どんな素材とも調和する日本茶ならではの懐の深さを体感できる。
取材時は、氷グリーンティフロート(756円)にイチゴ氷、練乳、ゆで小豆などを追加、さらにくまちゃんボトルにチェンジした。松尾寺の本尊・馬頭観音にちなんだ馬型のほうじ茶クッキーがてっぺんに乗っている。
《salon de 流々亭(サロン ド ルルテイ)》は全国茶品評会で産地賞1位に輝くなど、お茶の名産地としての舞鶴をもっと知ってもらいたいと、砂田奈知さん・片山亜未さん姉妹が営む日本茶専門店。
舞鶴産の茶葉のみを使う「舞鶴茶」を販売していて、「まるで絵の具で色を付けたように色鮮やかで美しく、甘く優しい味わいが特徴です」と片山さん。抹茶「鶴翠」、上煎茶「由良の門」などオリジナル商品を店頭に並べる。
舞鶴・綾部・福知山産を使った両丹茶も種類豊富にそろえる。
カフェで提供するメニューは、お湯の代わりにほうじ茶でドリップする「ほうじ茶コーヒー」、日本茶サイダー、抹茶カプチーノなどユニーク。「お茶で遊んでほしい」という店主の思いを込めている。
当初、松尾寺の門前にあった店は、豪雨災害にあい、JR松尾寺駅舎内に移転した。大正11年(1922)に建てられたレトロな空間で買い物やカフェが楽しめる。
場所/京都府舞鶴市吉坂113
電話/0773-63-7770
営業/10:00~17:00
休み/日・月曜日