広島で「神楽甲子園」高校生が迫力の舞 全国から過去最多22校出場「各地の舞い見て勉強になる」 今年13回目

AI要約

全国の高校生が参加する神楽イベント「高校生の神楽甲子園」が広島県で開催され、22校が競演した。

山陰両県からも7校が参加し、矢上や浜田商などが迫力のある神楽を披露した。

神楽甲子園は安芸高田市が主催し、今年は13回目の開催となった。

広島で「神楽甲子園」高校生が迫力の舞 全国から過去最多22校出場「各地の舞い見て勉強になる」 今年13回目

 全国の高校生たちが神楽を舞う「高校生の神楽甲子園」が20、21の両日、広島県安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村神楽ドームであった。山陰両県の7校を含む過去最多の22校が中四国、東北、九州から出場し、観衆を魅了した。

 山陰からの出場は島根が邇摩、浜田養護学校、矢上、浜田商、飯南、江津の6校。鳥取は日野の1校。

 矢上は神楽愛好会が「土蜘蛛(つちぐも)」を披露。勇壮で迫力のある舞いに、観衆が大きな拍手を送った。

 浜田商は郷土芸能部が「岩戸」を演じ、2年の品川生翔さん(16)は「浜田を代表し、広島で石見神楽を披露できて良かった。各地の学校のさまざまな舞いを近くで見られるのも勉強になる」と述べた。

 神楽甲子園は、安芸高田市が出演校などと実行委員会をつくって毎年開催しており、今年が13回目。