中学生がイルカに手の指かまれ軽傷 福井県敦賀市の海水浴場、海保が注意呼びかけ

AI要約

10代男性が福井県の海水浴場でイルカに手の指をかまれ軽傷を負い、管理側がイルカへの注意喚起を行っていた。

直近の目撃情報から、イルカが海水浴場周辺に現れる可能性があることが示唆されており、遊泳者に警戒が必要とされている。

海上保安部は、イルカを発見した場合は適切に行動するよう呼びかけている。

中学生がイルカに手の指かまれ軽傷 福井県敦賀市の海水浴場、海保が注意呼びかけ

 7月21日午後0時15分ごろ、福井県敦賀市白木1丁目の白木海水浴場で「息子がイルカにかまれけがをした」と118番があった。岐阜県瑞穂市の10代男性がイルカに手の指をかまれ軽傷を負った。

 敦賀海上保安部によると、10代男性は中学1年生で、同海水浴場内(水深1~1・5メートル)に入ったイルカをほかの遊泳者と触っていたところ、右手の指をかまれ傷を負った。海水浴場を管理する白木区は、海開きした20日からイルカへの注意を呼び掛けるチラシを来場者に配布していた。

 18日には白木海水浴場から直線距離で約5キロ離れた美浜町竹波の水晶浜海水浴場でイルカが目撃されている。同海上保安部は「イルカが現れても近づかず、すぐに海から上がって」と注意を呼びかけている。