赤信号の交差点に進入、車と衝突するも逃走した疑い 陸上自衛隊所属の52歳男逮捕「車検切れもあり、ばれないよう祈っていた」 兵庫・三木市

AI要約

陸上自衛隊に所属する男が赤信号を無視して交差点に進入し、衝突後に逃走した事件が発生。

被害者は軽傷を負い、警察の捜査により男が逮捕される。

容疑者は一部否認しつつも、事故を起こしたことは認めていると述べている。

 兵庫県三木市で先月、赤信号にもかかわらず乗用車で交差点に進入し、別の乗用車と衝突後、逃走したとして、陸上自衛隊に所属する52歳の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、陸上自衛隊青野原駐屯地に勤務する池内哲也容疑者(52)です。

 警察によりますと、池内容疑者は先月20日の午後8時半すぎ、三木市の県道で乗用車を運転中、赤信号の交差点に進入し右折してきた乗用車と衝突し、そのまま走り去った疑いが持たれています。

 衝突された乗用車を運転していた男性(33)は頸椎ねん挫などの軽傷を負いました。

 警察が、男性の車のドライブレコーダーや周囲の防犯カメラなどから逃走した車を割り出し、池内容疑者を逮捕しました。

 池内容疑者は「事故を起こしたことと、警察に通報しなかったことは間違いない。ただ、信号は赤でなく青だったと思う」と容疑を一部否認しています。

 また「気が動転してその場から逃げ、職業的にも言い出しにくく、車検が切れているのもあり、ばれないよう祈っていた」と話しているということです。