大分市鶴崎で23日に「清正公二十三夜祭」 千灯明や国道1BANも

AI要約

清正公二十三夜祭が開催される。法心寺で行われる法要は400年以上の歴史がある。鶴崎商店街では歩行者天国が開催され、さまざまなイベントが行われる。

参道には日本文理大学生による紙灯籠が飾られる。毛利空桑記念館では演奏が楽しめる。

歩行者天国では80以上の出店が並び、ストリート短距離走ナンバーワン決定戦や全力○○などのイベントが行われる。

大分市鶴崎で23日に「清正公二十三夜祭」 千灯明や国道1BANも

 江戸時代に大分市鶴崎地区を治めた肥後熊本藩の初代藩主・加藤清正をしのぶ「清正(せいしょう)公二十三夜祭」が23日午後6時から、同市鶴崎の法心寺で開かれる。同7時からは、鶴崎商店街(国道197号)を歩行者天国にしてさまざまなイベントがあり、鶴崎の夏の夜を盛り上げる。

 同寺は1601年に清正が建立。命日である7月23日に営む法要は400年以上の歴史がある。境内には参勤交代時の港を領民が照らした明かりにちなんで千本のろうそくを並べる「千灯明(せんとうみょう)」や、兵士の士気を高めたという豆茶の接待がある。

 参道には日本文理大(同市一木)の学生が紙灯籠を並べ、近くの毛利空桑(くうそう)記念館では渡り拍子や和楽器の演奏がある。

 歩行者天国は、鶴崎商工青年部などでつくる運営協議会の主催。午後10時まで80を超える出店が並ぶほか、清正の没年齢と命日にちなんだ49・723メートルで競う「ストリート短距離走ナンバーワン決定戦・国道1BAN」の決勝大会や、来場者が飛び入りでさまざまな“挑戦”をする「全力○○」が開かれる。

 駐車場は、鶴崎公園と鶴崎中河川敷グラウンド。歩行者天国の問い合わせは同青年部事務局(097-521-1131)へ。