「スイカのにおいがする」特産アユと楽しく触れ合って 京都の料理旅館が地元の園児招待
AI要約
京都府京丹波町の幼児たちがアユと触れ合うイベントが行われた。
地元の名物であるアユ料理を出す料理旅館「角屋」のいけすで、子どもたちはアユの特徴や匂いを楽しんだ。
天然アユや釣り人が減少する中、地域の食文化を子どもたちに身近に感じてもらう取り組みが行われた。
京都府京丹波町の幼児たちが特産のアユと触れ合った。アユ料理を出す料理旅館「角屋」（同町本庄）のいけすにいるアユを手に取ったり、匂いを感じたりして、地元の名物に親しんだ。
由良川の環境変化もあり、天然アユや釣り人が減っている。地域の食文化を身近に感じてほしいと角屋5代目主人の野間俊亮さん（40）が、わちこども園（同町大倉）の年長13人を招いた。
暗い場所を好むアユの習性や、触れ方のこつを園児は学び、氷水で手を冷やしてから、傷つけないよう優しくアユに触れた。
ひれの枚数や歯の形、体の色を観察し、「スイカのような匂いがする」とアユ独特の発見を楽しんでいた。
園児の1人は「アユはつるつるで、おなかが白かった。最初は怖かったけど、ちょっとかわいいと思った」と話した。
