JR九州が運賃値上げ申請 初乗り170円→200円へ 普通運賃は平均約15%アップ 来年4月1日から

AI要約

JR九州は来年4月から鉄道運賃を平均約15%値上げすると発表。

値上げは普通運賃、初乗り運賃、通勤定期、通学定期などに影響し、29年ぶりの値上げとなる。

JR九州は安全面の設備投資や災害対応などを理由に、増収11%を見込んでいる。

JR九州は鉄道運賃について来年4月から平均約15%値上げすると発表しました。

JR九州の古宮社長は19日、会見を開き、鉄道運賃の値上げを国土交通大臣に申請したと発表しました。

JR九州によりますと普通運賃は平均約15%値上げし、初乗り運賃は現在の170円から200円に引き上げられます。

また通勤定期を平均約30%、通学定期を平均16%値上げするということで、値上げは来年4月1日から実施される予定です。

運賃の値上げは29年ぶりとなります。

◆JR九州 古宮洋二社長

「安全面の設備投資、物価の上昇、災害の対応、人件費の上昇、この程度の運賃上昇をお願いしないと先々の鉄道運営は苦しい」

JR九州は運賃の値上げによって、11%ほど増収になると見込んでいます。