日本・ドイツ・スペイン国内初の共同航空機訓練

AI要約

日本の航空自衛隊とドイツ、スペインの空軍が千歳基地で初の共同訓練を開始。

訓練は技術向上やインド太平洋地域の防衛協力体制強化を目指す。

2日間の訓練では26機・330人が参加し、将来の連携強化に貢献する。

日本・ドイツ・スペイン国内初の共同航空機訓練

日本の航空自衛隊とドイツ、スペインの空軍による国内初の共同訓練がきょうから航空自衛隊千歳基地で始まりました。

訓練は航空自衛隊の技術の向上や、インド太平洋地域を協力して防衛する体制を整えることを目指しています。 きょう午前中のセレモニーでは、ドイツ空軍やスペイン航空宇宙軍の機体が次々と航空自衛隊千歳基地の滑走路に着陸しました。

きょうとあすの2日間、ドイツとスペインの戦闘機や輸送機など合わせて26機・330人ほどが参加して千歳基地とその空域周辺で戦術訓練が実施される予定です。 

第2航空団司令・田中信隆空将補は「戦術技量の向上、相互理解の促進および防衛協力の強化を図る上で極めて有意義、部隊レベルの交流は将来にわたる連携強化の礎になる」と訓練の意義を語りました。日本、ドイツ、スペインの3カ国による航空機訓練は国内では初ということです。