広島県立高の統廃合基準、適用を1年先送り 県教委が方針見直し

AI要約

広島県教委は小規模な広島県立高の再編や統廃合の基準の適用開始を1年先送りする方針を固めた。

新基準の分かりにくさや誤解が指摘されたことなどを考慮して、方針を見直した模様。

議員や学校関係者が検討の対象外となる条件を誤解していたことも明らかになった。

広島県立高の統廃合基準、適用を1年先送り 県教委が方針見直し

 1学年1学級の小規模な広島県立高の再編や統廃合の基準について、広島県教委は2024年度としていた適用開始を25年度へ1年先送りする方針を固めた。県議会の一部から新基準の分かりにくさを指摘する声が上がったことなどを考慮して、当初の方針を見直したとみられる。

 検討の対象外となるには「新入生20人」「全校生徒60人」の両方を満たす必要があるにもかかわらず「どちらかを満たせば該当しない」と誤って理解していた議員や学校関係者もいたという。