教育行政の推進へ 小川市長と教育委員会が会合 群馬・前橋市

AI要約

前橋市で今年度最初の総合教育会議が開かれ、こどものまち前橋の実現に向けた取り組みが話し合われた。

会議では、小川市長が掲げる「こどものまち前橋」の実現や市民の意見を共有するための取り組みが報告された。

市長や教育関係者が子どもへの投資や新たな制度の試行に意欲を示し、市民の安心と未来に繋がる取り組みが進められている。

教育行政の推進へ 小川市長と教育委員会が会合 群馬・前橋市

前橋市で今年度最初の総合教育会議が開かれ、こどものまち前橋の実現にむけ小川市長と吉川真由美教育長らが意見交換しました。

総合教育会議は、教育行政の課題や目標を共有するために開かれるもので、今年度最初の会議は小川市長が掲げる「こどものまち前橋」の実現がテーマです。会議には、吉川真由美教育長や関係部局の職員など合わせて24人が出席しました。就任後初めて会議に臨んだ小川市長は、「子供への投資が未来に繋がることを改めて皆さんと共有したい」と挨拶しました。教育委員からは、「前橋を選んでもらうためには、経済的な支援に加え医療などのサービスを充実させる必要がある」などの意見が出されました。

これを受け、小川市長は、先月1日から試験的に始まった「こども誰でも通園制度」が「きっかけになる」として「孤独な環境で子育てをする人が安心できる社会にしたい」と話しました。また、会議では、前橋市が2026年4月の施行を目指すこども基本条例について、市長を本部長とする「こどものまち前橋推進本部」をはじめ、「有識者会議」や大学生を委員とする「若者会議」を設置し、こども計画策定に向けた進め方について報告されました。

小川市長は、条例について「子どもが一人の人間として意思表示ができる仕組みづくりを進めたい」と意欲を見せました。