食品廃棄物から電気をつくる岡山市の企業 工場を報道関係者に公開

AI要約

再生可能エネルギーの生産などに取り組む岡山市の企業が、食品廃棄物から電気を作る工場の現場を報道関係者に公開しました。

岡山市南区のバイオディーゼル岡山では、食品廃棄物をリサイクルしてメタンガスを発生させ、電気を生産しています。

食品廃棄物をリサイクルする取り組みを知って意識を高めることが重要であると訴えています。

食品廃棄物から電気をつくる岡山市の企業 工場を報道関係者に公開

 再生可能エネルギーの生産などに取り組む岡山市の企業が、食品廃棄物から電気を作る工場の現場を報道関係者に公開しました。

 岡山市南区のバイオディーゼル岡山です。食べ残しや売れ残りなどの食品廃棄物を、食品メーカーや小売店飲食店などから、1日に30t余りを有料で回収しています。

 食品廃棄物は細かく砕かれ液体のようになり、メタン菌で発酵させると「メタンガス」が発生します。工場ではメタンガスを使って1日に約1.4万kWの電気をつくり、電力会社に販売するなどしています。

 バイオディーゼル岡山によりますと、リサイクル可能な食品廃棄物が焼却などでそのまま処分されているケースも多く、ぜひ仕組みを知ってリサイクルへの意識を高めてほしいとしています。