「被買収」木山徳和・広島市議の控訴棄却、広島高裁判決 河井元法相大規模買収事件

AI要約

2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、広島市議木山徳和被告が現金30万円を受け取り、公選法違反の罪に問われた。控訴審で有罪判決が確定し、木山被告は市議を失職することとなった。

控訴審判決では、一審広島地裁の判決を支持し、木山被告に罰金30万円と現金30万円の没収処分が下された。

事件は、河井克行元法相からの賄賂事件であり、公正な選挙活動を著しく逸脱した行為が明らかになった。

「被買収」木山徳和・広島市議の控訴棄却、広島高裁判決 河井元法相大規模買収事件

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、河井克行元法相(61)=仮釈放中=から現金30万円を受け取ったとして公選法違反(被買収)の罪に問われた広島市議木山徳和被告(72)=中区=の控訴審判決が18日、広島高裁であった。森浩史裁判長(畑山靖裁判長代読)は罰金30万円、現金30万円没収とした一審広島地裁判決を支持し、木山被告の控訴を棄却した。有罪判決が確定すれば、木山被告は市議を失職する。