三重高ダンス部と県警音楽隊が初連携 三重・多気町で交安啓発

AI要約

夏の交通安全県民運動に合わせ、県警交通部と三重高校ダンス部が連携して交通安全フェスタを開催。

音楽隊やダンス部がステージで演奏やダンスを披露し、交通安全を呼びかけた。

会場ではパトカー、白バイの展示や交通安全体験コーナーも設けられ、交通安全意識の向上に努めた。

三重高ダンス部と県警音楽隊が初連携 三重・多気町で交安啓発

 夏の交通安全県民運動(11~20日)に伴い、三重県警交通部交通企画課は13日午前10時から、多気郡多気町ヴィソンの複合商業リゾート施設・VISONで、私立三重高校ダンス部(SERIOUS FLAVOR)と、県警音楽隊(伊藤由樹楽長)が連携した「夏の交通安全フェスタ~ダンスで学ぼう! 交通ルール」を開き、ステージで演奏やダンスを披露して交通安全を呼び掛けた。

 同運動期間中の連休に合わせ、多くの人が訪れる同施設で、全国的に活動するダンス部と連携した啓発イベントとして県警が初めて企画した。

 この日は、県警交通部企画課や同交通機動隊、松阪署と三重高ダンス部約100人の計140人が和ヴィソン広場前のステージに出演。音楽隊によるコンサートでは「ヤングマン」など4曲の他、「ジャンボリミッキー」の曲に合わせてダンス部が踊るコラボダンスも披露した。

 今年の「FNS27時間テレビ」に出演するダンス部は、自転車のヘルメット着用など交通安全を呼び掛けるために考えたオリジナルの振り付けを、同校出身で活動再開を発表した西野カナさんの曲「Have a nice day」に合わせて踊った。

 ダンス部の竹内紗樂主将(2年)は「普段の登下校でのヘルメット着用や、自分たちの目線での交通安全に対する思いをダンスに込めました。ダンスを通じて交通安全の思いを伝えることができたらうれしい」と話した。

 また、会場にはパトカーや白バイの乗車体験の他、映像を見て道路を渡る歩行環境シミュレーターなどに来場者が挑戦し交通安全の意識を高めた。

 大台署も同日、度会郡大紀町滝原の瀧原宮で、大台町と度会郡大紀町、紀勢地区広域消防組合とコラボした啓発イベント「遊ぼう! 学ぼう! 夏の交通安全キャンペーン‼」を開催。白バイやパトカーの展示の他、飲酒ゴーグル体験などを通じて来場者に交通安全を呼び掛けた。