元気よく安全運転啓発 園児がメッセージ録音 運動期間に商業施設で放送へ/兵庫・丹波市

AI要約

兵庫県丹波市の認定こども園さちよの5歳児が自動車の安全運転を呼びかける啓発メッセージが放送される。

啓発される方が抑止力があるとして、丹波署が考案した啓発活動に協力を得た。

以前には、特殊詐欺被害への注意を呼びかけるメッセージが反響を呼んだ。

元気よく安全運転啓発 園児がメッセージ録音 運動期間に商業施設で放送へ/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市の認定こども園さちよの5歳児がかわいらしい声で、両親や祖父母に自動車の安全運転を呼びかける啓発メッセージが15ー24日、同市氷上町の商業施設「丹波ゆめタウン」で放送される。「夏の全国交通安全運動」の展開期間に合わせ、丹波署が考案した。

 同署が「警察よりも、身近な人から啓発される方が抑止力がある」と発案。同園と、多くの客が訪れる同施設に協力を求め、快諾を得た。

 全員で声を合わせ、「あんぜんうんてんをしてください」「ぼくたちわたしたちをまもるうんてんをおねがいします」といったメッセージを元気よく読み上げた。園児の一人は「恥ずかしかったけれど大きな声で言えた」とはにかんだ。

 昨冬には同市春日町のスーパー「ココモ春日店」で、認定こども園かすが森の子園の園児が特殊詐欺被害への注意を呼びかけるメッセージが流され、反響を呼んだ。