高校生たちが「リーダー」に!ヘルメットの着用推進
福岡県内の高校生が自転車ヘルメットの着用啓発活動を始めた。
参加者は144人で、リーダーには特典が与えられた。
リーダー達は半年間で啓発活動を行い、着用率向上を目指す。
自転車用ヘルメットの着用率が伸び悩む中、福岡県内の高校生が自ら模範となり同級生らに啓発する取り組みが始まりました。
この取り組みには、福岡県内30の高校に通う144人が参加しています。
福岡県警本部で15日に行われた式典では、一部の高校生が「リーダー」の任命書と記念のヘルメットを受け取りました。
福岡県警によりますと、県内の高校生の自転車ヘルメット着用率は3.5%と低く、「リーダー」らが正しい着用方法などを示すことで、周りの生徒の意識を向上させることが期待されています。
福岡工業高校1年の正木琉太郎さんは「僕の友達が自転車で交通事故に遭ったことがあって、プロジェクトに参加して、少しでもヘルメットをつける人を増やしたい」と話していました。
「リーダー」らは年末までの半年間、講演会やポスターを通じた啓発活動の成果を競います。