【台風10号・最新情報】日本列島縦断の恐れ 27日～28日にかけて進路を「東寄り」にして進むか… 一時的に予想最大瞬間風速は60 m/sに 今後の進路は?【最新進路予想・雨と風のシミュレーション】
「台風10号」がマリアナ諸島から北上し、強い勢力に発達する見込みで、28日には本州を直撃する可能性がある。
進路予想では27日以降に東寄りに変化して、日本列島を縦断する可能性もあるため注意が必要だ。
気象庁が発表した実況と予報によると、台風の進路や勢力は24日から25日にかけて急速に変化する見込み。
マリアナ諸島で北方向に時速10キロのゆっくりとしたスピードで発達しながら北上する「台風10号（サンサン）」。このあと24日午前9時までに「台風10号」は強い勢力へと発達して、28日には本州を直撃する見通しだ。
また、最新の進路予想をみると「台風10号」は27日以降、進路を大きく「東寄り」に変える可能性があり、日本列島縦断の恐れも出てきている。ゆっくりと
気になる「台風10号」の今後の動き。
一体どのように進んでくるのでしょうか?
以下、気象庁が発表する「台風10号」実況と最新進路予報となります。
（◎のマークのある予報が日本に接近するとみられる日時の予報となります。）
■「台風第10号（サンサン）」の実況と予報
（気象庁・23日午後0時45分発表）
・23日午後0時（正午）の実況によりますと…
「台風10号」は、北緯17度30分、東経141度30分を中心に『マリアナ諸島』で北方向い時速10kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっています。台風の全域55kmが秒速25mの暴風域となっていて、東側280kmと西側220kmが、秒速15m以上の強風域となっています。
・24日午後0時（正午）の予報によりますと…
「台風10号」は「強い勢力」へと発達して、北緯21度00分、東経141度40分を中心に『小笠原近海』で北方向に時速15kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は975ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。予報円の半径は105km、台風の全域160kmが暴風警戒域となっています。
・25日午前9時の予報によりますと…
「台風10号」は「強い勢力」のまま、北緯25度05分、東経138度50分を中心に『日本の南』で北北西方向に時速25km速さで進むとみられています。中心の気圧は965ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっています。予報円の半径は185km、台風の全域300kmが暴風警戒域となっています。
