【速報】兵庫・斎藤知事が会見 パワハラ疑惑告発の元幹部死亡 職員労組や自民会派から“辞職要求”

AI要約

兵庫県知事のパワハラ疑惑に関する記者会見が注目を集めている。

元幹部職員の告発とその死亡が進退の決断に影響を与えている。

斎藤知事は辞任を否定しているが、圧力がかかっている状況だ。

 パワハラ疑惑に揺れる兵庫県の斎藤知事が、16日午後1時から記者会見を行っています。パワハラ疑惑を告発した元幹部職員が死亡するなどし、進退をめぐってどのような発言をするかが注目されています。

 今年3月、元西播磨県民局長の男性職員が「斎藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名」「知事のパワハラは職員の限界」などと7項目にわたる告発文を一部の報道機関などに配布しました。

 斎藤知事は当初「ウソ八百」「公務員失格」など厳しい言葉を並べて疑惑を否定しましたが、議会が強い調査権を持つ「百条委員会」の設置を決め、7月19日に告発した職員の証人喚問が予定されていましたが、告発した男性職員が死亡しました。関係者によりますと、遺書が見つかっていて、自殺とみられています。

 知事の進退をめぐっては、12日に辞意を表明した事務方トップの片山副知事が過去5回にわたって辞職を進言したほか、県職員の約4000人が加入する県職員労働組合や、議会最大会派の自民党の兵庫県連会長が「責任のある対応を」「正しい判断を求める」などと事実上の“辞職要求”を行っていました。

 これに対し、斎藤知事はこれまで「県民の負託を受けている」ことなどを理由に辞職を否定していました。