「青春です」連合チームの即席応援団、広島大会で11年ぶりの1勝後押し【全国高校野球選手権広島大会2回戦】

AI要約

広島大会で11年ぶりの連合チームの勝利を、即席応援団が後押しした。

応援団長の小林遼和さんが団結力ある応援をリードし、70人の生徒たちを大声で盛り上げた。

試合進行でボルテージが高まり、五回コールド勝ちを収めると、生徒たちは次も団結して勝利を目指す決意を示した。

「青春です」連合チームの即席応援団、広島大会で11年ぶりの1勝後押し【全国高校野球選手権広島大会2回戦】

 燃えろ、燃えろ連合―。広島大会で11年ぶりとなる連合チームの勝利を即席応援団が後押しした。応援団長を務めた並木学院3年小林遼和さんは「複数校が集まっても団結力ある応援を披露できた。青春です」と喜びを分かち合った。

 体育の授業中に発する威勢のいいかけ声が野球部監督の耳に入り、昨夏から応援団長を任された。「連合勝利」の鉢巻きを身につけ、3校計約70人の生徒たちを序盤から大声でリード。「この日のために誰でも分かりやすい応援歌を心がけた」と盛り上げた。

 序盤から得点を重ね、応援のボルテージは高まるばかり。試合途中、「声に自信のある方いますか」と呼びかけると、忠海1年島本竜成さんが名乗り出て、最前列の応援に加わった。五回コールド勝ちに島本さんは「(小林さんが)大声で引っ張ってくれたおかげ。普段は違うチームでも一丸となれた」。心を一つにして次は3回戦突破を一緒に後押しする。