油木5年ぶり夏の勝利 主将の徳田、値千金の一打 全国高校野球選手権広島大会2回戦

AI要約

主将の値千金の一打が、油木に5年ぶりの夏の勝利をもたらした。

徳田英明は投手の河相明夫のために打ち、チームを引っ張った。

チーム全体が一丸となり、地域の支援に感謝を示す次の試合に備えることを意気込んだ。

油木5年ぶり夏の勝利 主将の徳田、値千金の一打 全国高校野球選手権広島大会2回戦

【全国高校野球選手権広島大会2回戦 油木4―3広島中教校(12日)】

 主将の値千金の一打が、油木に5年ぶりの夏の勝利をたぐり寄せた。徳田英明は「一人で投げていた(河相)明夫のために打てて良かった」と胸をなで下ろした。

 九回2死一、三塁の場面で「速い球をコンパクトに」と、バットを一握り短く持って打席に入った。追い込まれた後の4球目、イメージ通り右前に運んで勝負を決めた。

 山根佑景監督は「攻守の要。結果が欲しい場面で残してくれる選手。やってくれると思っていた」と絶賛した。18人のメンバーでつかんだ白星。徳田は「難しい展開でもチームが一つになれた。支えてくれた地域の人に感謝の夏にする」と次を見据えた。