わいせつ疑い郡山北署巡査長を起訴、迷惑防止条例違反罪で

AI要約

福島県警の巡査長が不同意わいせつの疑いで逮捕、送検され、福島地検は県迷惑行為等防止条例違反の罪で起訴した。

巡査長は面識のない10代女性の尻を触り、公共の場で羞恥心や不安を覚えさせる行為をしたとされる。

巡査長は女性の体を触った事実を認め、休職処分となった。県警は他の同様の行為がなかったかを調査中。

 面識のない10代女性の体を触ったとして、不同意わいせつの疑いで逮捕、送検された福島県三春町下舞木字岩本、郡山北署本宮分庁舎地域係の巡査長の男(43)について、福島地検は12日、県迷惑行為等防止条例違反の罪に切り替えて起訴した。

 同地検の平野大輔次席検事は「捜査の結果、県迷惑行為等防止条例違反に当たると判断した」と述べた。

 起訴状などによると、巡査長は5月19日午後4時40分ごろ、郡山市の商業施設で面識のない10代女性の尻を着衣の上から触り、公共の場で著しい羞恥心や不安を覚えさせるような行為をしたとしている。

 県警監察課によると、巡査長は女性の体を触ったことを認めており、12日付けで休職したという。県警は、巡査長がほかにも同様の行為をしていなかったなどを調べる。