青森県藤崎町で買い物周遊イベント「ふじめぐり総選挙」 64店が参加

AI要約

青森県藤崎町で毎年開催される「ふじめぐり総選挙2024」が始まった。参加店で買い物したレシートが票となり、最も得票の多かった店が選ばれる。

イベントはさまざまな業態の店が参加し、お客さんの声を反映するのが特徴。当選者には商品券などが贈られる抽選もある。

過去にはイオン藤崎店やふじさき食彩テラスなどがグランプリを受賞し、参加者数も増加傾向にある。応募は12月15日まで受け付けている。

青森県藤崎町で買い物周遊イベント「ふじめぐり総選挙」 64店が参加

 青森県藤崎町のお気に入り店に投票し、一番を決める周遊イベント「ふじめぐり総選挙2024」が7月12日、始まった。(弘前経済新聞)

 町内の参加64店で買い物したレシートが店への1票となり、最も得票の多かった店を選ぶ同イベント。2020年から開催しており、飲食店や小売店だけでなく、理美容店や薬局など、あらゆる業態の店が参加しているのが特徴。

 応募は、1店につき500円以上のレシートを3店舗分用意することでできる。応募用紙と応募ボックスは参加店に設置する。計200人に10万円分の商品券などが当たる抽選も用意。抽選は9月30日と12月15日の2回ある。

 これまでには、イオン藤崎店(西豊田)、ふじさき食彩テラス(榊)、幡龍藤崎店(矢沢)、「ブーランジェリー ル・ボヌール」(西豊田)がグランプリを勝ち取り、イオン藤崎店とふじさき食彩テラスは「殿堂入り」となっている。

 前回(2023年)は応募総数が2600票と、前々回(2022年)の1359票から倍増した。イベントを担当する町経営戦略課主事の船水優香さんは「大型店を含む13店が新たに参加したことが大きい」と推察する。「景品の当選口数が前回の50口から大きく増えたこともあり、前回を上回る参加を期待している」とも。

 応募は参加店の利用者アンケートも兼ねている。初回から参加している「アントルメ佐藤菓子店」(藤崎村岡)の佐藤裕也社長は「励みになるコメントが多く、参考になっている。店側にとっても、お客さまの声が聞こえるいいイベント」と笑顔を見せる。

 12月15日まで。