オランダの大学生が日本の先進技術を体感 デクセリアルズに来訪 下野市

AI要約

オランダの大学から来た学生たちが、下野市の企業でスマートフォン部品の製造工程を見学しました。

学生たちは製品の効果や機能を体験し、分析室や職員との交流も行いました。

企業は今後も大学との連携を強化し、技術提供やフィードバックの受け入れを目指しています。

スマートフォンのディスプレイをはじめとする部品や素材の製造を行う下野市の企業に11日、オランダの大学から学生たちが訪れ工場を見学しました。

下野市にある機能性材料の製造会社「デクセリアルズ」の本社を訪れたのは、オランダにあるアイントホーフェン工科大学の学生と教授ら合わせて20人です。

デクセリアルズは海外の拠点の一つがオランダにあり、現地で大学と交流があったことから今回の見学が実現しました。

学生たちは、会社の主力商品の一つでスマートフォンやノートパソコンのディスプレイなどに使われる反射防止フィルムの効果を体験しました。

このほかにも分析室と呼ばれる製品の機能や効果を測る部屋などを見学した学生たち。

その後は、デクセリアルズの職員とディスカッションなどをして交流を深めていました。

デクセリアルズは今後、技術を大学に提供して学生からのフィードバックをもらうなど連携を深めていきたい考えです。