【速報】NTT西日本子会社の顧客情報流出事件 元派遣社員に懲役3年及び罰金100万円判決 岡山地裁津山支部

AI要約

NTT西日本の子会社NTTビジネスソリューションズの元派遣社員が不正競争防止法違反の罪で懲役3年及び罰金100万円、執行猶予4年の判決を受ける。

景山被告は会社のサーバーから顧客の個人情報が含まれたファイルデータを複製し、名簿業者に売却していたことが明らかになる。

検察は悪質な犯行として懲役3年、罰金100万円を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。

【速報】NTT西日本子会社の顧客情報流出事件 元派遣社員に懲役3年及び罰金100万円判決 岡山地裁津山支部

 NTT西日本の子会社懲役3年及び罰金100万円、 執行猶予4年の判決を言い渡しました。

 不正競争防止法違反の罪で判決を受けたのは、NTT西日本の子会社NTTビジネスソリューションズの元派遣社員の景山昌浩被告(64)です。

 判決によりますと、景山被告は2023年1月に会社のサーバーにアクセスし、顧客の名前や住所などの個人情報が含まれたファイルデータを複製し、名簿業者にメールで送ったとされています。

 警察の調べでは、景山被告はこれまでに約900万件の顧客情報を複数の名簿業者に売却し、2000万円以上の利益を得ていたということです。

 これまでの裁判で検察側は「自らの知識や立場を悪用した極めて悪質な犯行」などとして懲役3年、罰金100万円を求刑、弁護側は「現在は深く反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めていました。