産業廃棄物「適切な運搬と処理を」 京都府と兵庫県が大型トラックの合同検問

AI要約

産業廃棄物の運搬車両に対する京都府と兵庫県の合同検問が実施された。職員が大型トラックの積載物や書類を確認し、不正行為の防止に取り組んだ。

両府県は府県境を越えた産業廃棄物の不適正処理を防ぐために隔年で検問を実施している。違反があった場合は厳正に対処する方針。

京都府警南丹署や府の職員ら21人が参加し、国道9号でトラック9台の検問を行った。産業廃棄物管理表の記載漏れも確認された。

産業廃棄物「適切な運搬と処理を」 京都府と兵庫県が大型トラックの合同検問

 産業廃棄物の運搬車両を対象とした京都府と兵庫県の合同検問が京都府京丹波町内であった。大型トラックの積載物や書類を職員が確認し、違反がないか目を光らせた。

 府県境をまたいだ産業廃棄物の不適正処理をなくそうと、両府県が隔年交互に検問をしている。

 両府県の職員や京都府警南丹署員など21人が先月、京丹波町橋爪の国道9号を走っていたトラック9台を止め、積載物の内容や行き先をドライバーに確認した。産業廃棄物管理表(マニフェスト)に記載漏れがある車両もあった。

 産業廃棄物の処理については、府民から心配の声が寄せられているといい、府循環型社会推進課の丸山勝之参事は「法律を守った適切な運搬をお願いしたい」と呼びかけた。