県警、防犯機能付き電話機の購入支援へ 最大5000円分のギフト券プレゼント 自動通話録音機も対象 「お金」詐欺防止へ16日スタート
AI要約
熊本県警が「電話で『お金』詐欺」被害を防ぐためのキャンペーンを16日に始める。
購入した防犯機能付き電話機や自動通話録音機に対して一部の購入費をギフトカードで支援する。
県警のホームページから応募用紙をダウンロードし、条件を満たす世帯が申し込むことができる。
熊本県警は「電話で『お金』詐欺」の被害を防ぐため、防犯機能付き電話機や自動通話録音機を設置した世帯に購入費の一部をギフトカードで支援するキャンペーンを16日に始める。
16日以降に県内の家電店などで購入（インターネットは対象外）し、自宅に設置した機器が対象。購入額5千円以上の場合は5千円分、購入額5千円未満の場合は百円単位以下を切り捨てた1千～4千円分のJCBギフトカードをプレゼントする。県内在住で、暴力団員でないことが条件。期間は来年3月10日まで。
県警によると、「電話で『お金』詐欺」の昨年の県内被害は計104件・総額約2億7700万円で、約半分は自宅への電話がきっかけだった。
県警は家庭の固定電話の防犯対策を支援しようと、山形県警などを参考にキャンペーンを企画し、少なくとも5千世帯分を支援できる予算2500万円を確保した。JCBギフトカードは「多くの店で利用できる」ため選んだ。
県警のホームページからチラシを兼ねた応募用紙をダウンロードできる。必要書類をそろえ、専用フォームか郵送で申し込む。郵送先は〒861－1113、合志市栄3792－102、「防犯電話機購入支援キャンペーン」事務局。事務局☎096（288）4011。（松冨浩之）
