八田與一容疑者 似顔絵公開から1週間で去年の約3.5倍の情報提供 大分県警「効果はあった」

AI要約

2022年6月に大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件について、大分県警は八田與一容疑者の似顔絵を公開し情報提供を呼びかけました。似顔絵公開から1週間で情報が約3.5倍に増加。

大分県警は似顔絵公開で100件を超える情報を受け、現在情報を精査して関東などにも捜査態勢をとっている。事件を風化させないためにも積極的に捜査を続ける姿勢。

被疑者の身柄確保と事件の真相解明に向け、引き続き捜査を進めるとしている。

2022年6月に大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件について、大分県警は6月28日、重要指名手配されている八田與一容疑者の現在の風貌を想像して描いた似顔絵を公開し情報提供を呼びかけました。

県警によりますとその結果、似顔絵公開から1週間で2024年の同時期比約3.5倍の情報が寄せられたということです。

大分県警は9日の定例会見で、似顔絵を公開した6月28日、29日、30日の3日間で100件を超える情報が寄せられたことを明らかにしました。

また似顔絵公開から1週間で、2024年の同時期比約3.5倍となる約500件の情報が寄せられたということです。

大分県警は、会見で「事件を風化させることがまずいこと。情報が集まったことについては効果があったと思っている。現在情報を精査しているところなので情報を元に関東などにも捜査態勢をとって捜査していく。引き続き被疑者の身柄確保と事件の真相解明に取り組む」などと話しています。