岡山・高梁で野生イノシシが豚熱感染 県内6例目、捕獲の1頭

AI要約

岡山県は9日、高梁市内で捕獲された野生のイノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。

高梁市内では6月中旬以降、野生イノシシの感染が相次いで確認され、県がイノシシに対する検査を強化している。

県内の飼育豚についてはワクチン接種が進んでいるとして出荷制限はしない。豚熱は豚やイノシシへの感染力、致死力が極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。

岡山・高梁で野生イノシシが豚熱感染 県内6例目、捕獲の1頭

 岡山県は9日、高梁市内で捕獲された野生のイノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は6例目。

 県によると、6月28日に地元猟友会の協力で捕獲し、遺伝子検査で7月8日に陽性が確定した。高梁市内では6月中旬以降、野生イノシシの感染が相次いで確認され、県がイノシシに対する検査を強化している。

 県内の飼育豚についてはワクチン接種が進んでいるとして出荷制限はしない。豚熱は豚やイノシシへの感染力、致死力が極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。