剱岳の絶景眺め駆け抜ける 富山県上市町で初のトレイルランニング、県内外880人参加

AI要約

第1回つるぎ山麓トレイルdu上市が開催され、880人が参加した。

大会ではロング、ショート、親子ペアの3つの部が用意され、絶景を楽しみながらランニングを楽しんだ。

コースにはエイドステーションが設置され、地元住民も参加者を温かくサポートした。

剱岳の絶景眺め駆け抜ける 富山県上市町で初のトレイルランニング、県内外880人参加

 剱岳の麓を舞台にしたトレイルランニング大会「第1回つるぎ山麓トレイルdu上市」が7日、富山県上市町の丸山総合公園を発着点に開かれた。マラソンとピクニックを組み合わせた「上市マラニック」として開いてきたイベントの規模を拡大し、装いを新たにした。出場した県内外の880人が絶景を眺めながら快走した。

 大会は富山ランニングクラブ(東条叙宏代表)が主催し、ロング(44・5キロ)、ショート(24キロ)、親子ペア(2・1キロ)の三つの部を用意。ロング、ショートは大岩エリアや城ケ平山、上市第一、第二ダム周辺などを周回して上市町を一望できるコースで、ロングは立山町の景勝地・大観峯も回る設定とした。このコース設定には上市周辺の魅力に触れてもらい、大会後に足を運んでほしいとの思いを込めた。

 ロングの部では北アルプス吹奏楽団やチアリーディングチームの声援を受けながら、ゲストランナーを含め出場者がスタートを切った。続いてショート、親子ペアの各部で走り出した。

 コースの各地にはエイドステーションを設置。旧白萩南部小学校では横断幕を掲げた住民らが出迎え、飲み物などを振る舞った。大会は北日本新聞社後援。