運輸安全委員会が事故調査 乗組員への聞き取りや船のデータ収集など 苫小牧西港の大型フェリー座礁事故で

AI要約

北海道の苫小牧西港で大型フェリー「シルバーブリーズ」が座礁し、国の運輸安全委員会が事故調査を行う。

フェリーは波消しブロックに衝突して座礁し、事故調査官が乗組員への聞き取りやデータ収集を行う。

事故調査官は波消しブロック付近の調査も行う予定。

運輸安全委員会が事故調査 乗組員への聞き取りや船のデータ収集など 苫小牧西港の大型フェリー座礁事故で

2日未明、北海道の苫小牧西港で大型フェリー「シルバーブリーズ」が座礁した事故を受け、国の運輸安全委員会は2日、事故調査を行いました。

2日午前1時すぎ、川崎近海汽船が運航する、八戸発苫小牧行の大型フェリー「シルバーブリーズ」が苫小牧西港に入港する際に波消しブロックに衝突して座礁しました。

この事故を受けて、3日午後、国の運輸安全委員会の事故調査官がシルバーブリーズで事故当時ブリッジにいた乗組員への聞き取りや船のデータの収集などを行いました。

運輸安全委員会・船舶事故調査官大日方孝行さん)

「船のデータなどもありますので、インタビューの内容と、周りの関係者のところで突き合せまして、再発防止に向けて進めることになります」。

事故調査官は4日はフェリーが座礁した波消しブロック付近の調査も行うということです。