交通違反で警察官が記入する供述調書を破り捨てたとして運転代行業者の男を現行犯逮捕
交通違反の取り締まり中に供述調書を破り捨てた運転代行業者が現行犯逮捕された。
男が交通違反を否認し、供述調書を破るという行為が逮捕の理由となった。
逮捕された男は公用文書毀棄、公務執行妨害の疑いがかけられている。
交通違反の取り締まりに腹を立て、警察官が記入している供述調書を破り捨てたとして、運転代行業者の男が現行犯逮捕されました。
今月2日午後7時半ころ、北九州市小倉北区の路上で交通違反の取り締まり中の警察官が右折禁止の道路で右折をしたとして軽自動車を運転する男を停車させ、交通違反の手続きをパトカーで行いました。
男が交通違反を否認したため、話を聞いていたところ、「時間がかかるんだったら交通違反を認めるからはやく切符をくれ」と男は警察官が記入していた供述調書を破り捨てたため、その場で現行犯逮捕されました。
公用文書毀棄、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、北九州市小倉南区に住む運転代行業者の松尾鴻希容疑者(30)です。
警察によりますと松尾容疑者は当時、運転代行の仕事中で、取り調べに対し、松尾容疑者は「破ったのはまちがいない」と容疑を認めているということです。