スポーツ×科学 最新施設オープン 自身の体を知りパフォーマンス向上へ 栃木市

AI要約

エイジェックが栃木市に国内最大級のスポーツ科学施設をオープン。

施設はアスリートから一般まで幅広く利用可能。

施設は最新技術を駆使し、トレーニングや健康サポートを提供。

人材総合プロデュース会社のエイジェックは1日、栃木市に国内最大級のスポーツ科学施設をオープンしました。

栃木市沼和田町にオープンしたスポーツ科学の施設「エイジェックスポーツ科学総合センター」です。

1日は施設のオープンを記念して、式典や関係者向けの内覧会が行われました。

最先端の技術を使って自身の体を知り、パフォーマンスの向上を目的としたこの施設。

アスリートだけではなく、子どもから高齢者までの幅広い利用を想定していて、人間の生涯を通じたスポーツと健康をサポートします。

施設を運営するエイジェックによりますと、面積は約1万2,000平方メートルで同様の民間のスポーツ科学施設としては国内で最大級だということです。

メインの施設となるデータサイエンスエリアでは、最新の機器を使って筋力や持久力といった基礎的な体力を測り、日々のトレーニングに活かすことができます。

また、野球に特化した測定施設では、「投げる」や「打つ」といった動作を記録して、専門家が解析を行います。

1日は福岡ソフトバンクホークスで監督などを務めた工藤公康さんが施設を訪れ、エイジェック硬式野球部の選手が投げたデータをもとにアドバイスを送りました。

施設には、ほかにも全面人工芝の室内練習場や「柔道整復師」などといった国家資格を取得するための研修室などが整備されています。

施設はしばらくの間、エイジェックの硬式野球部や栃木ゴールデンブレーブスの選手たちが使用することになっていますが、早ければ2025年にも一部を除いて一般に開放する予定です。