ヒップを鍛えたい時、避けるべき6つのこととは?

AI要約

ヒップを鍛えるための効果的なトレーニング方法にはルールを守ることが重要。

全体的なトレーニングが必要で、ヒップだけに焦点を当てるのではなく他の筋肉群も鍛えることが重要。

バルクアップを恐れる必要はなく、自分の体型やレベルに合った負荷でトレーニングすべき。

ヒップを鍛えたい時、避けるべき6つのこととは?

ヒップを鍛えるとき、特定のエクササイズを行うことは良いが、効果的に行うためにはルールをしっかりと守り、ケガを避けることが重要だ。

ヒップを引き締めたい、丸みを帯びたお尻にしたい、スリムなお尻にしたい、効果的に筋肉をつけたい、それなら守るべきルールがある。ケガや効果のない運動は避けたいもの。エンデュランス(持久力)&フィットネス・コーチのフローリー・シャノは、トレーニング中によく見られる間違いのリストを挙げてくれた。

ヒップを鍛えたいときにその部分に焦点を当てることは、理にかなっている。しかし、全体的にトレーニングを行うことが重要であり、他の筋群を軽視してはいけない。「多くの場合、女性はヒップだけを鍛えようとして、大腿四頭筋(太ももの前側)やハムストリング(太ももの後ろ側)を忘れがちです。全体で考える必要があります。バランスの取れた体作りには、全ての部位をトレーニングすることが必要です。そうしないと、バランスが崩れてしまいます」と、フロリー・シャノは警告する。

コーチは、マシンを使ったいわゆる「分析的な動き」、つまり筋肉の一部だけを鍛える動きについて警告している。これらの運動は一部の筋肉のみをターゲットにしており、全体的な筋肉バランスの向上には効果が限定される可能性があるからだ。そこで、3種類の運動を念頭におくと良い。「基本的な」運動は、スクワットやランジのように複数の筋肉グループを使う。次に、「補完的な」運動は、複数の筋肉グループを働かせるものの、影響は比較的少ない。そして最後に、「分析的な」運動がある。多くの筋繊維を刺激するために、これら3種類の運動を組み合わせて行うことが重要だ。女性はひとつのマシンに頼り、筋肉の一部分だけを鍛えることで満足してしまいがちだ。

ボディビルというと、多くの女性はバルクアップ(筋肉が大きくなること)を恐れる。しかし、フローリー・シャノは「バルクアップするためには、3時間おきに食事をし、厳密に正しいダイエットを行う必要がある」と断言する。筋肉の発達を助けるホルモンはテストステロンで、男性では大量に分泌されますが、女性ではごく少量です。体重を減らしたい女性が週に3回ボディビルをしたところで、得られる筋肉量はたかが知れています!」と語る。彼女は、自分の体型やレベルに合った負荷でトレーニングすることを推奨している。「負荷をかけずに動作を100回繰り返すのは、ほとんど真空状態でトレーニングしているようなものです」と付け加えた。