東武線で事故 普通列車が踏切で車と衝突 乗用車運転の女性が足にけが 事故の影響で約4時間の遅れ

AI要約

6月30日午後9時50分ごろ、埼玉県坂戸市浅羽の踏切で列車と乗用車が衝突。乗用車の女性が足にけがを負うも、列車内の乗客にけが人はいなかった。

女性は乗用車から降りて非常ボタンを押したが、間に合わず。目撃者が事故を通報。事故原因は現在調査中。

事故により上下8本の列車が運休し、最大4時間2分の遅れ。約2千人に影響が出た。

東武線で事故 普通列車が踏切で車と衝突 乗用車運転の女性が足にけが 事故の影響で約4時間の遅れ

 6月30日午後9時50分ごろ、埼玉県坂戸市浅羽の東武越生線坂戸―一本松の踏切で、坂戸発越生行き下り普通列車(4両編成)が、乗用車と衝突、乗用車の女性(62)が足にけがを負った。列車には約100人が乗車していたが、けが人はいなかった。

 西入間署によると、現場は警報機や遮断機が付いた幅員2・4メートルの踏切。列車は、止まった状態の乗用車の左側面に衝突した。女性が乗用車から降りて非常ボタンを押したが、間に合わなかった。事故発生直後の状況を目撃した男性(72)が「列車と車がぶつかった」との内容で110番した。女性は1人で乗用車に乗っていた。同署が事故原因を調べている。

 東武鉄道によると、事故の影響で上下8本が運休し、最大4時間2分の遅れ、約2千人に影響が出た。