2024年の「路線価」発表 14年連続で下落の「青森県」 2024年は「横ばい」に 東北6県のうち青森県以外は上昇
青森県内の路線価が14年ぶりに横ばいとなる
東北6県の中で唯一価格が上昇していないのは青森県
青森市や八戸市などで路線価が比較的高い
相続税などの算定基準となる土地の価格「路線価」の2024年の価格が発表され、14年連続で下落していた青森県内の標準宅地の平均は、2023年から変動がなく、横ばいとなりました。
仙台国税局によりますと、県内で調査した約3000地点の平均は、2023年まで14年連続で下落していましたが、2024年は横ばいとなりました。
東北6県のうち、横ばいとなったのは青森県のみで、ほかの県はいずれも価格が上昇しています。
県内で最も路線価が高かったのは、青森市新町1丁目の新町通りで、1平方メートルあたり15万5000円と4年連続で同額となっています。
全国の県庁所在地の中で青森市の価格は42位でした。
次いで高かったのは、八戸市の中心街、三日町通りが7年連続で同額となる10万5000円。
弘前市では、駅前3丁目の駅前商店街通りが2023年と同じ8万4000円となっています。