「納税超過の払い戻しがあります」税務署職員名乗る電話 約100万円だまし取られる 福島市

AI要約

60代女性が税務署職員を名乗る男からの電話に騙され、現金約100万円を振り込む詐欺にあった事件が発生した。

女性は金融機関のATMで操作を指示され、他人名義の銀行口座に送金してしまったが、後に詐欺被害が判明し警察に被害届を出した。

警察では税務署や金融機関の職員を名乗る詐欺に注意を呼びかけており、怪しい電話や指示があった場合は金融機関に確認や警察に相談するよう勧めている。

「納税超過の払い戻しがあります」税務署職員名乗る電話 約100万円だまし取られる 福島市

警察によりますと1日午前10時ごろ、福島市の60代女性の自宅に、税務署職員を名乗る男から「納税超過があったので払い戻しがあります。封筒が届いていませんか。」などと電話がありました。

女性は男からの指示で1日午後、自宅近くの金融機関のATMへ向かい、携帯電話で通話しながら指示通りに操作したところ、他人名義の銀行口座に現金約100万円を振り込み送金する形になったということです。

その後、女性は金融機関に問い合わせたところ詐欺被害と判明し1日夕方、警察に被害届を出しました。

警察では税務署や金融機関などの職員を名乗り、還付金の話やATMに行くよう指示するなどの電話は、詐欺を疑い金融機関に確認や、警察に相談するよう呼びかけています。