地元小学校で漁師が明石ダコの特別授業/兵庫県
小学校で行われた明石ダコに関する特別授業では、明石市の漁師が生きたタコを子どもたちに触れ合わせ、タコつぼの絵付けに挑戦しました。
明石ダコの不漁が続いている現状や海の栄養塩の減少などの問題が紹介され、子どもたちが海にタコが増えるよう祈りをこめて絵を描きました。
子どもたちが絵付けしたタコつぼは夏ごろに明石の海に投げ入れられる予定です。
明石の海で取れる明石ダコについて子どもたちに関心を持ってもらおうと小学校で地元の漁師による特別授業が行われました。
兵庫県明石市の大観小学校で行われた特別授業は、明石の自然豊かな漁場で取れる「明石ダコ」に関心を持ってもらおうと明石市漁業組合連合会などが企画しました。
連合会によりますと明石の海では近年、海の栄養塩の減少などに伴い、明石ダコの不漁が続いているということです。
授業では、子どもたちが生きたタコと触れ合い、大興奮。
その後、産卵用のタコつぼの絵付けに挑戦し、明石の海にタコが増えるよう願いを込めて、絵やメッセージを描きました。
子どもたちが絵付けしたタコつぼは、夏ごろ、明石の海に投げ入れられる予定です。