神社を身近に感じて 30日から夏詣道南神社巡り

AI要約

夏詣道南神社巡りイベントが開催される。参拝者が9カ所の神社を巡る。特別イベントや御朱印プレゼントなどが行われる。

参加神社には新たに長万部飯生神社が加わった。昨年は約300人が全ての神社を巡った。

オープニング企画やインスタグラムフォトコンテストなど、若い世代にも神社を身近に感じてもらう取り組みが行われる。

神社を身近に感じて 30日から夏詣道南神社巡り

 一年の半年分の無事を感謝し、残り半年の平穏を願い道南の神社9カ所を参拝するイベント「夏詣道南神社巡り」が、30日から7月31日まで開かれる。1日午後6時からは亀田八幡宮(函館市八幡町)で雅楽と松前神楽の特別鑑賞会を開催するほか、期間中は各神社で限定御朱印を受けた人に特製コースターをプレゼントする。また、新企画として参拝者が境内で撮影した写真を投稿する「インスタグラムフォトコンテスト」を行う。

 市民向けに地域の神社を身近に感じてもらおうと2021年に始め、今年で4回目。参加神社は亀田八幡宮、函館乃木神社、山上大神宮、湯倉神社、船魂神社、上湯川稲荷神社、七重浜海津見神社、尻岸内八幡神社のほか、新たに長万部飯生神社が加わった。湯倉神社によると、昨年は約300人が8カ所全ての神社を巡ったという。

 1日はオープニング企画として神主らが国の重要無形民俗文化財の松前神楽を舞い、例祭などで奉納する道南特有の文化を見物できる。事前申し込みが必要で、イベントホームページ=二次元コード参照=から申し込む。参加無料で、定員100人。

 また、若い世代にも神社に興味を持ってもらおうと、SNSを活用したコンテストも企画。ハッシュタグ「#夏詣道南神社巡りフォトコン」をつけてインスタグラムに投稿すると、入賞者にはアマゾンギフト券3000円~1万円分を進呈する。

 湯倉神社などは無病息災を願い参列者が通る「茅の輪くぐり」を設ける。同神社の伊部宗博宮司は「さまざまな神社を訪れ、夏のひとときを感じてほしい。気持ち良くすがすがしい思いで残り半年の生活の安全をお参りする機会」とした上で「神社には敷居が高いイメージがあるかもしれないが、気軽に訪れ身近に思ってほしい」と呼び掛けている。