四国中央銃撃事件 被告逃走助けた香川の男逮捕
愛媛県四国中央市で男性が銃撃されて死亡した事件で、新たな逮捕者が出ました。
香川県の会社役員の男が、暴力団の幹部組員を犯人隠避した疑いで逮捕されました。
男の関与が浮上し、事件の捜査が進んでいます。
今年1月、愛媛県四国中央市の商業施設で男性が銃撃されて死亡した事件で、新たな逮捕者が出ました。
警察によりますと、26日、新たに逮捕されたのは香川県多度津町の会社役員の男です。
男は殺人などの罪で起訴された暴力団の幹部組員、前谷祐一郎被告62歳と知り合いで、前谷被告が逮捕から免れるよう事件当日の1月14日午後4時すぎ、前谷被告を自分の乗用車に乗せ、四国中央市内から香川県坂出市内まで送った犯人隠避の疑いがもたれています。
警察は前谷被告の足取りなどを調べる中で男の関与が浮上し、容疑が固まったとして26日逮捕しました。
警察では捜査に影響があるとして、男の認否を明らかにしていません。
この事件では、前谷被告のほか、被告を住宅にかくまったとされる岡山市の男も逮捕されています。