「デジタル化の整備に尽くしたい」大分地方裁判所の新所長、岡部純子氏が抱負

AI要約

岡部純子さんが大分地方裁判所の新しい所長に就任し、裁判のデジタル化の整備に注力する意向を示した。

岡部所長は裁判手続きのデジタル化や民事訴訟のウェブ会議環境整備に取り組む方針を示した。

さらに、裁判員制度の公判前整理手続きの迅速化にも取り組む意向を示した。

「デジタル化の整備に尽くしたい」大分地方裁判所の新所長、岡部純子氏が抱負

大分地方裁判所の新しい所長に東京高裁の判事などを務めた岡部純子さんが就任し、「裁判のデジタル化の整備に尽くしたい」と抱負を述べました。

大分地方・家庭裁判所長に新しく就任したのは岡部純子さん(59)です。岡部所長は茨城県出身で、東京高裁の判事や横浜地裁と横浜家裁の川崎支部長などを歴任、6月15日付けで就任しました。

会見で岡部所長は、裁判手続きのデジタル化や、民事訴訟のウェブ会議の環境整備に注力したいと話しました。

(大分地方裁判所・岡部純子所長)「利用される方の利便性を高め、裁判手続きの負担軽減を図り、迅速でより質の高い紛争解決の実現に取り組んでいけるよう所長として目配りし、体制・環境の整備に尽くしたい」

岡部所長は、このほか裁判員制度について「公判前整理手続きの迅速化など絶えず運用改善に取り組んでいきたい」と述べました。