九州～東北の広い範囲で24日にかけて大雨に 24時間降水量は東海200ミリなど 短時間に降る激しい雨に注意 27日（木）以降に再び大雨か【今後の雨・風のシミュレーション】
梅雨前線の北上に伴う暖かく湿った空気の影響で、24日にかけて大雨の見込み。一部で警報級の大雨も予想。
気象庁によると、低気圧の移動や梅雨前線の動きにより大気は非常に不安定。雷を伴い、激しい雨が降る所がある見込み。
大雨の予想降水量が多い地域や警戒が必要な事柄を示唆。また、27日から再び大雨となる恐れもあるので、注意が必要。
梅雨前線の北上に伴い、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。24日にかけて各地で大雨となる見込みで、“警報級の大雨”となる所もありそうです。
気象庁によりますと、梅雨前線上にある低気圧が23日に日本海を東よりに進むほか、前線上には別の低気圧が発生し、東へと進む見込みです。
また梅雨前線は日本海を南下して、25日にかけて西日本から東日本にかけて伸びる見込みだとしています。
この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定となって、24日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。1時間雨量が多い所で50ミリになる所もあり、短時間で一気に降水量が増えるところがありそうです。
■雨の予想
▽24日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
東海 200ミリ
関東甲信、北陸、九州北部、九州南部 150ミリ
近畿 120ミリ
中国 100ミリ
四国 80ミリ
▽25日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
九州南部 120ミリ
気象庁は、西日本と東日本では24日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけています。
また落雷や竜巻などの激しい突風に注意するほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
また今後の雨の予想を見ると、今後も梅雨らしい天気が続きそうで、特に27日（木）から再び大雨となる所がありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
