紙すき体験「楽しい」 南砺で米小学生が和紙づくり
AI要約
米オレゴン州ポートランド市のリッチモンド小の生徒たちが南砺市を訪れ、五箇山和紙の紙すき体験や日本の伝統文化に触れる。
五箇山和紙の里で児童たちは和紙を作り、扇子やだるま、金魚の模様を飾ってはがき作りを楽しむ。
生徒たちは日本の食事や楽器作りも体験し、福野小との交流が22回目にして続く。
南砺市福野小と交流事業を続ける米オレゴン州ポートランド市のリッチモンド小の5年生17人と保護者6人が21日、南砺市を訪れ、五箇山和紙の紙すきを体験して日本の伝統文化に触れた。訪問は昨年に続き22回目で、26日までホームステイをして、福野小の授業などを受ける。
南砺市の五箇山和紙の里では、児童がスタッフの指導で、小型の紙すきの道具を使い、はがきサイズの和紙3枚を作った。扇子やだるま、金魚などの模様を飾り、和紙のはがきを完成させた。餅つきや五箇山民謡「こきりこ」で使う楽器「ささら」作りも楽しんだ。
エイダ・サウダーズさんは「紙すきが楽しい。かわいいはがきができた」と喜び、アイク・ウォーリー君も「きなこ餅がおいしかった。日本食をたくさん食べたい」と話した。福野小の「父母と教師の会」の交流事業で、22日に歓迎パーティーが開かれる。
