東大阪の「ツナグ茶房」にスパイスカレー カレー好きスタッフがメニュー開発

AI要約

ツナグ茶房がスパイスカレーの提供を始めた。TSUNAGUは就労継続支援事業所を移転し、ランチメニューを新たに展開。現在は和風貝出汁キーマカレーを提供中で、7月からは麻辣キーマカレーも予定。

東大阪の「ツナグ茶房」にスパイスカレー カレー好きスタッフがメニュー開発

 近鉄大阪線・JR俊徳道駅前の「ツナグ茶房」(東大阪市永和1、TEL 080-6286-4158)が6月4日、スパイスカレーの提供を始めた。(東大阪経済新聞)

 同店を運営するTSUNAGUは2021年6月、就労継続支援A型事業所「ツナグ茶房」と同B型事業所「ツナグ工房」を河内永和駅近くから移転。ツナグ茶房ではカフェ営業と菓子製造、ツナグ工房では雑貨の製造販売を利用者と共に手がけている。

 ツナグ茶房ではこれまで、季節のフルーツや同店のキャラクター「さぼうくん」をあしらったパフェやフルーツプレート、キッシュプレートなど、月替わりの軽食やスイーツをメインとしてきた。TSUNAGU社長の中村雄太さんは「河内永和駅近くにいた時にランチをしていたが、新型コロナウイルスの影響でやめてしまった。スタッフと話し合い、スイーツの割合を減らしてランチを復活したい、以前とは違うランチを始めたいとなった」と話す。

 ランチを始めようとした頃、スパイスカレーが好きなスタッフが加わった。中村さんは「全国のカレーを食べ歩いては作ってみるということをしていたので、一度作ってもらったらおいしかった」と話す。5月下旬から不定期で提供を始め、改良を重ねメニューに加えた。

 現在提供する「和風貝出汁(だし)キーマカレー」(1,200円)は、「9種のスパイスを使い、スパイスの利いただし茶漬けを食べているようなイメージで作った。辛さを抑えているのでスパイスカレー好きの人には物足りないかもしれないが、野菜を多めにした」と中村さん。

 7月から提供を始める予定の「麻辣(マーラー)キーマカレー」(1,200円)は、「10種のスパイスを使い、火鍋の締めにご飯を投入しているような、マーボー豆腐とご飯を食べているようなイメージのカレー」という。

 中村社長は「当店のスイーツメニューは月替わりで、毎月のメニューを楽しみにしているお客さまがいるので、カレーも月ごとに新しいメニューに変えていきたい。これからの変化、進化を楽しみにしてほしい」と話す。

 営業時間は10時30分~17時。日曜・月曜定休。