沖縄県議選、期日前投票は20万7991人 期日前投票率は18.35%、過去2番目の高さ

AI要約

16日投開票の沖縄県議選では、期日前投票率が18・35%と前回より低いものの、過去第2位の高さを記録した。

地域別では中城村や多良間村などで期日前投票率が大幅に増加し、注目されている。

全体の投票率は新型コロナウイルスの影響で過去最低の46・96%となり、当選ラインに影響を与える可能性がある。

沖縄県議選、期日前投票は20万7991人 期日前投票率は18.35%、過去2番目の高さ

 16日投開票の沖縄県議選で、8~15日までの8日間に期日前投票したのは20万7991人で、選挙人名簿登録者数113万3391人に占める割合は18・35%だった。期日前投票率は、過去最高だった前回2020年の19・38%に次いで、2番目に高い。県選挙管理委員会が15日、公表した。

 20年と比較すると、今回は無投票選挙区が3つ少ないため、期日前投票者数は3万6239人多く、期日前投票率は1・03ポイント低い。告示日以降の連日の雨が期日前投票の低下に影響したとみられる。

 前回選挙と比較した期日前投票率の地域別の伸び率は、村長選とダブル選挙となった中城村が最も高く、4・62ポイント増えた。多良間村が3・84ポイント増で続き、宮古島市2・8ポイント増、伊是名村2・4ポイント増、久米島町2・34ポイント増などとなった。

 選挙当日も含めた全体の投票率は20年、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、過去最低の46・96%で初めて50%を割り込んだ。当選ラインを左右するとして、各陣営は最終的な投票率を注視している。