使用済み核燃料の中間貯蔵施設の安全協定の締結について 青森県・宮下宗一郎知事が「安全確保を最優先」に判断する考えを強調

AI要約

青森県むつ市で、2024年7月~9月の操業を予定している使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、宮下知事は操業に必要な安全協定を締結するかを安全確保を最優先に判断する考えを強調しました。

県議会原子力・エネルギー対策特別委員会では、議員が県や事業者のRFSへ使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業に関する考えを質しました。

また、宮下知事は、原子力災害が発生した時に、現地での対応拠点となるオフサイトセンターについて、むつ市役所の向かいで警察署に隣接する場所に早期に整備する方針を明らかにしました。

使用済み核燃料の中間貯蔵施設の安全協定の締結について 青森県・宮下宗一郎知事が「安全確保を最優先」に判断する考えを強調

青森県むつ市で、2024年7月~9月の操業を予定している使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、宮下知事は操業に必要な安全協定を締結するかを安全確保を最優先に判断する考えを強調しました。

県議会原子力・エネルギー対策特別委員会では、議員が県や事業者のRFSへ使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業に関する考えを質しました。

中間貯蔵施設が操業する前に、RFSと県、むつ市の3者が締結する必要がある安全協定について、宮下知事は県民向けの説明会を開いたうえで、7月以降に総合判断をする方針を示してきました。

12日の委員会で宮下知事は、改めて安全を最優先に判断する考えを示しました。

青森県 宮下宗一郎知事

「安全協定を締結しないこともあるのかという点については、その通りであります。本日の議論を含め、今後いただく意見・むつ市長の意向、さらにはむつ市が誘致し、県が協力してきた経緯をふまえ、何よりも安全確保を最優先にすることになりますので、ご理解を賜りたいと思います」

また、宮下知事は、原子力災害が発生した時に、現地での対応拠点となるオフサイトセンターについて、むつ市役所の向かいで警察署に隣接する場所に早期に整備する方針を明らかにしました。

ただ、むつ市でオフサイトセンターが完成するまでの間は、東通村の防災センターを活用するとしています。