# 核燃料

中間貯蔵施設の安全協定巡り市民説明会始まる 市民から覚書締結を求める声 青森県むつ市
2024.07.06

中間貯蔵施設の安全協定巡り市民説明会始まる 市民から覚書締結を求める声 青森県むつ市

ことし9月までの操業を目指す、使用済み核燃料中間貯蔵施設に関する市民説明会が青森県むつ市で開かれ、参加者からは安全協定とは別に、覚書も結んでほしいといった声が上がりました。今月6日、むつ市内の2ヶ所で説明会が開かれ、このうち、脇野沢地区での説明会には、地区の住民を中心に、およそ4

「キノコ雲とB29爆撃機」がフットボールチームのマークに…原子力爆弾開発で栄えた“リッチランド”に暮らす人々の真実
2024.07.05

「キノコ雲とB29爆撃機」がフットボールチームのマークに…原子力爆弾開発で栄えた“リッチランド”に暮らす人々の真実

 リッチランドとは、アメリカ・ワシントン州南部にある都市の名前。そして映画『リッチランド』は、そこに暮らすさまざまな人たちの声を集めたドキュメンタリー作品だ。 映し出されるのは、穏やかで満ち足りた表情をした住人たちの平和な日常。しかし、彼らが応援する地元高校のフットボールチームの

「保管期限後に確実に搬出されるのか」質問相次ぐ 「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が初めて開催 青森県
2024.07.02

「保管期限後に確実に搬出されるのか」質問相次ぐ 「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が初めて開催 青森県

青森県が安全協定を締結するか判断を迫られている「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が、初めて行われました。説明会では、核燃料の保管期限後に施設の外へ搬出されるのか質問が相次ぎました。県が初めて開いた説明会には80人あまりが参加し、事業者の「RFS」や「

31年たっても“建設中″ 六ヶ所村の「核燃料再処理工場」原子力規制委が耐震性など現地調査
2024.06.29

31年たっても“建設中″ 六ヶ所村の「核燃料再処理工場」原子力規制委が耐震性など現地調査

日本は、エネルギー政策の指針を示した「エネルギー基本計画」で、核燃料サイクルを基本的方針と位置づけています。資源の少ない日本では、原発で使い終えた使用済みの核燃料から、まだ燃やせる成分を抽出し、燃料として再利用する方針なのです。この核燃料サイクルの軸となるのが、青森県六ヶ所村に1993年から建

使用済み燃料、覚書で搬出確実に
2024.06.29

使用済み燃料、覚書で搬出確実に

 青森県議会(定数48)の自民会派(29人)は28日、原発から出る使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(同県むつ市)の事業開始に必要な安全協定の締結を巡り、宮下宗一郎知事に協定書案に対する意見を出した。中間貯蔵事業の実施が困難になった場合、使用済み燃料を確実に搬出するため、安全協定とは別に

青森県六ヶ所村「使用済み核燃料の再処理工場」で原子力規制委員会が現地調査 重大事故の対策など確認
2024.06.28

青森県六ヶ所村「使用済み核燃料の再処理工場」で原子力規制委員会が現地調査 重大事故の対策など確認

青森県六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場で、原子力規制委員会による現地調査が行われ、委員が重大事故の対策などを確かめました。六ヶ所村にある日本原燃の再処理事業所を訪れたのは、原子力規制委員会の田中 知委員を始め13人です。田中委員たちは現在、設計や工事計画の審査を

中間貯蔵施設に核燃料税、青森 県改正条例が成立
2024.06.28

中間貯蔵施設に核燃料税、青森 県改正条例が成立

 今夏にも原発の使用済み核燃料が初めて搬入される中間貯蔵施設(青森県むつ市)を巡り、施設で保管する核燃料に課税するための改正条例が28日、青森県議会で賛成多数により可決、成立した。税収は2028年度までの5年間で約2億6千万円を見込んでいる。 むつ市は既に独自の核燃料税を導入済み

青森県むつ市長、キャスク製造工場の誘致意向
2024.06.26

青森県むつ市長、キャスク製造工場の誘致意向

 青森県むつ市の山本知也市長は26日、原発から出た使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(同市)の事業開始に伴う産業振興策として、使用済み燃料を収納する金属製容器(キャスク)の製造工場を誘致する意向を明らかにした。同市を訪れた新潟県柏崎市の桜井雅浩市長との会談の中で「キャスクは全国的に不足が

中間貯蔵巡り意見交換 新潟・柏崎市長と青森知事
2024.06.26

中間貯蔵巡り意見交換 新潟・柏崎市長と青森知事

 東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は26日、青森県庁に宮下宗一郎知事を訪ね、東電などが出資するリサイクル燃料貯蔵(RFS、青森県むつ市)の使用済み核燃料中間貯蔵施設を巡り意見交換した。  桜井氏は、東電が再稼働を目指す柏崎刈羽原発の使用済み燃

韓国・月城原発4号機の貯蔵水2.3トンが海に流出…「原因を調査中」 /慶州
2024.06.24

韓国・月城原発4号機の貯蔵水2.3トンが海に流出…「原因を調査中」 /慶州

 慶尚北道慶州市の月城原子力発電所4号機の使用済み核燃料保管施設から22日、2.3トンの貯蔵水が排水口を通じて海に流れ出す事故が発生した。月城4号機は現在稼働を停止し計画整備中だが、韓国国内で貯蔵水が海に流れ出す事故は今回が初めてだ。原発の安全性を管理監督する原子力安全委員会は「人体に害がない

青森・再処理工場の総事業費 さらに4千億円増 15兆円超に
2024.06.21

青森・再処理工場の総事業費 さらに4千億円増 15兆円超に

 原発の使用済み核燃料の再処理を日本原燃に委託する「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」(青森市)は21日、再処理工場(青森県六ケ所村)の総事業費が昨年度から約4千億円増え、15兆1千億円になる見込みだと発表した。新規制基準への対応や、青森県が課す核燃料税の支払いなどが増加の要因という。<

福島第1原発の冷却停止、金属板付近でショート発生か
2024.06.21

福島第1原発の冷却停止、金属板付近でショート発生か

 東京電力福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却が一時停止したトラブルを巡り、東電は20日、高圧電源盤同士をつないで電気を送る金属の板の付近でショートが発生したとみられると発表した。近くでは金属片が見つかっており、東電は金属片がショートの原因になったかどうかを

送電板焼損で停電か 福島第1原発・冷却一時停止、火災と判断
2024.06.20

送電板焼損で停電か 福島第1原発・冷却一時停止、火災と判断

 東京電力福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却が一時停止したことを巡り、東電は19日、高圧電源盤同士をつないで電気を送る金属の板が焼損していたと発表した。東電は板の焼損で送電ができなくなったことが停電につながったと推測しており、詳しい原因を調べている。

東京電力福島第1原発6号機 燃料プール冷却一時停止 10時間、電源トラブルで
2024.06.19

東京電力福島第1原発6号機 燃料プール冷却一時停止 10時間、電源トラブルで

 18日午前8時35分ごろ、東京電力福島第1原発6号機の高圧電源盤の電気が遮断され、使用済み核燃料プールに冷却水を送るポンプが停止した。約10時間後の午後6時20分ごろに冷却を再開した。使用済み核燃料は十分冷えていたため、東電はプールの水位や温度に異常はないとしている。東電は原因を調査している

燃料冷却10時間停止 福島第1原発6号機、電源盤にトラブル
2024.06.19

燃料冷却10時間停止 福島第1原発6号機、電源盤にトラブル

 東京電力は18日、福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却が約10時間にわたって停止したと発表した。電源盤に目立った損傷は確認されておらず、東電は電源関係に不具合があった可能性などを視野に原因を調べている。使用済み核燃料の冷却には大きな影響はなかったとしている

燃料冷却10時間ぶり再開、福島 第1原発6号機の電源トラブル
2024.06.18

燃料冷却10時間ぶり再開、福島 第1原発6号機の電源トラブル

 東京電力福島第1原発6号機で18日朝に高圧電源盤のブレーカーが落ち、使用済み核燃料プールに冷却水を送るポンプが停止したトラブルで、東京電力は18日、ポンプが午後6時20分ごろ、約10時間ぶりに運転を再開したと発表した。使用済み燃料は十分冷えていたため、ポンプ停止中にプールの水位、水温に有意な

【速報】6号機核燃料プールの冷却ポンプ停止、東電福島第1原発
2024.06.18

【速報】6号機核燃料プールの冷却ポンプ停止、東電福島第1原発

 東京電力は18日、福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却設備が停止したと発表した。準備でき次第、冷却用の水を送るポンプを起動する。東電は、燃料は十分冷却されており、直ちに影響はないとしている。 東電によると、同日午前8時35分ごろ、6号機建屋内

福島第1原発6号機で使用済み燃料冷却停止
2024.06.18

福島第1原発6号機で使用済み燃料冷却停止

 東京電力は18日、福島第1原発6号機の高圧電源盤の電力供給が止まり、使用済み核燃料を冷却する水を送るためのポンプが停止したと発表した。燃料は十分冷却されており直ちに影響はないとしている。

核燃料冷却設備が停止 電源落ち、煙確認 東電福島第1原発
2024.06.18

核燃料冷却設備が停止 電源落ち、煙確認 東電福島第1原発

 東京電力は18日、福島第1原発6号機の原子炉建屋で主電源が停止し、使用済み核燃料の冷却設備が停止したと発表した。 安全確認が終わり次第、非常用電源に切り替えて冷却を再開させる。停電発生直後に原子炉建屋内で火災報知器が作動しており、関連を調べる。 東電によると、18

核燃料サイクル工学研究所でぼや 放射線管理区域外の照明から出火
2024.06.17

核燃料サイクル工学研究所でぼや 放射線管理区域外の照明から出火

 日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)は17日、核燃料サイクル工学研究所の再処理廃止措置技術開発センターで、管理事務棟2階の休憩室天井の照明器具から火花と煙が出たと発表した。消防に通報し、火災と判断された。放射線管理区域外で、放射性物質の漏えいやけが人は確認されていない。 機構